2802 味の素 ~企業研究会~
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食品
https://www.ajinomoto.com/jp/aboutus/principles/?scid=av_ot_pc_comjheadbp_aboutus_principles
日本人なら誰もが知っている「味の素」は、池田菊苗博士に発見された「うま味」によってもたらされました。
博士は、4つの基本味である甘味、塩味、酸味、苦味とは違う、もうひとつの味があることを確信し、
研究を重ねました。
その結果、1908年に昆布だしの味の成分がグルタミン酸というアミノ酸の一種であることを発見しました。
また、池田菊苗博士は、この時に発見した味を「うま味」と命名したのです。
そして、このグルタミン酸を原料としたうま味調味料の製造方法を発明し、特許を取得。
その後に製造技術や販売面での支援を受けて、1909年5月に「味の素」が発売されました。
「うま味」という言葉は、池田菊苗博士と味の素によって、世間に広まっていったのですね。
発売当初は、世の中に存在しなかった商品であるため、売れなかったようですし、また戦時中や、戦後においても、戦争被害から脱却して事業を立て直すまでには多くの困難があったようです。
その中でも継続して、事業を展開したことにより、我々日本人には欠かせない「うま味」調味料が世の中に広まっていくことになりました。
現在では、日本だけではなく、世界中で味の素が愛用されています。
食べたときに、うまい!!という言葉を発する根源物質を、商品化することが出来たということは、人類食生活にとって、大きな転機だったのではないでしょうか。
日本だけではなく、世界中に影響を与え続ける企業だと思われます。
何と言っても、「うま味」を発見して製品化したのですから、当然ですね。
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