経済学の進捗

話題となる経済学者も海外から出てきていますが、残念ながら本質的に経済学原理を進展させるようなものは、出てきていません。
内容的に言えば、何も進捗がないのです。
そして、この状況でアベノミクスが叫ばれ、マネーが日銀からばらまかれています。
この効果は確かにあると思います。それは前提があって、リーマンショック後の日本は過度に円高に行き過ぎていたため、他の国々同様に市場へのマネー供給を促進することで、貨幣価値の不均衡を是正するという意味においてです。
そして、その他にもこれ以上に実は非常に大きな意味があると思います。
経済学者がこの点について、本質的に語ることができないのはおそらく、経験則からしか明確なことが言えない事に理由があると思います。
「インフレ誘導。これが良いのだ。」
こういった主張は、経験上出ている言葉であって、確かにそのようだという印象ですが、その本質に迫りきれないため、言葉数は少なく、また長期的な将来の日本経済が全く見えてこない。
このような場合に我々、一般の国民がおさえておくべき事はどのような方向に物事が進もうとしているのかという点についてです。
本来、経済学がこの役割を担うはずであるのに、その他の学問と違って、経済学者や経済評論家が、庶民にとって本質的に役に立たないのは、この点に何かよどみが存在するからであると思われます。
だからこそ、国民は経済についてもっと関心を持つ必要があると思います。日経平均についてももっと関心を持つ必要があると思います。
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