社会から個人へのいじめ

 
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いじめ問題
 

まじめに大人たちが子供たちのいじめ問題と向き合い続けていますが、 この本質がどういうことなのか全く分かっていないし、見えていないため、 時として大人たちは自分たちも平然として正義であると勘違いをして、 いじめを行う場合があります。

 

その典型的な例としては、一時的にノーベル賞受賞も間違いなしとも言われた 若い女性科学者の例があります。

 

マスメディアをはじめとして、各種評論家や研修者、学者などの人たちも 一時的にかなり持ち上げましたが、その研究の過程や方法論に不備があることが明るみに出ると、 今度は一転して強い批判まで繰り広げるジャーナリスト、学者などが続出しました。

 

マスメディア全体としても個人を相手に非常に強い個人批判、 あるいは個人批判的報道を行っていました。

 

この件については、それらの批判内容を聞くともっともらしく聞こえます。 その人の言うことには一定の筋道があり、論理的であると思われますし、その人もそう思っています。

 

そもそも、社会では論理的であるということは非常に尊重され、論理的な思考力があるかないかというところが、自分自身の発言や 自分自身の社会的価値に影響していると信じています。

 

そういう理由で相手に論理性がないと判断するとそれを批判することが 非常に価値のあることで社会正義につながると信じているのです。

 

実はこの社会も認めている「論理性重視」「議論重視」については、 ほとんどの場合、いじめにつながる要素を持っているのです。

 

それはなぜでしょうか。

 

そもそも社会的な洗脳が行われているこの「論理性重視」「議論重視」 についてですが、なぜいじめにつながる要素が含まれるかといえば、 その主体となる個人、多くの場合、大人たちがそもそも論理的になど生きることが出来ていないためです。 自分自身では何か考え方、フレームワークを持って社会に挑んだと信じているのですが、 その見識たるや社会的洗脳の領域を出ない。

 

つまるところコントロールするごく一部の人々による操り人形のような頭脳で物事を見て、考えているためです。

 

その考える内容と心にある感情については全く筋道を付ける暇も無く、 ただただ無理やりに自分の頭脳に当てはめたフレームワーク思考を信じて、生きているのです。

 

その狭い考え方から外れるような人があったり、とても許しがたいほどの 自由を手に入れている人であったり、狭い思考の枠が壊されるような考え方を 持っている人が生じると強く拒否反応を起こすのです。

 

その上、非常に狭い考え方で無理やりなフレームワーク思考を適用して 世の中を見ているために日常的に潜在的な不満が強いのです。 こういった人たちが集団となり、拒否反応や不満が爆発した場合に、いじめになっていくのです。

 

つまりこれは人間とはそもそもどういった存在なのかというところが、 本質的にわかっていない人たちが集まった通常の社会で発生することです。

 

出る杭は打たれるということがよく言われますが、これは以上のような理由から 当然のことながら発生しているのです。

 

ただ、いじめている側の本人たちは、単なるいじめであるということすら、気付くことはありません。 論理的であり社会的にステータスが高いことをしているというプライドを持っているためです。

 

こういう大人たちにいじめの議論をさせても目新しいことは何一つないのはこのためです。 いじめということの本質が分かっていないし、全く見えていないのです。

(後追記)
社会の不合理は必ず、誰かに返ってきます。もちろん、それを正当化するべきではないのですが、いつの時代も社会というものは、不合理さを内包しているがゆえに、これを改善しようとする者や、反発する者が表れます。

 

また、反発した個人が社会に向かって刃を向けたときに、この被害に誰がいつ会うかなんて、誰にも分かりません。

 

だから、責任のあるリーダーは、現実の社会全体を見通すだけの経験を積んでなければいけません。リーダーの劣化は必ず、誰かの生命を余分に奪うものです。

 

やはり、個人の問題だけでなく、問題の連鎖を感じます。非常に残念ですが、悪いサイクルが回っているように感じます。これが社会がかかえる問題で、社会に跳ね返ってくる問題です。

 

この犯人は「話を聞きます。」という車掌の呼びかけで、動きが止まったようですね。実際はこの程度の呼びかけで、凶悪な犯罪が防げるケースもあることを示していると思います。

 

社会はもう少し個人を見なければいけない。この社会に今後、多くの外国人労働者が加わっていきます。社会はさらにこれまでとは異なる形になっていくことでしょう。リーダーの見識がさらに重要な時代に入っています。

 

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