睡眠の質が悪い根本原因は都市化生活にある

ストレスが大きくなる時、「人」に意識が集中し過ぎている

仕事で夜遅く帰ってきたのに、そんな日に限って眠りが浅い。

 

シンドイ。

 

そんな日々を思い出します。

 

単なる睡眠不足という状況ではなく、慢性的に睡眠が浅くなってしまって疲労感が抜けない人も増えているようです。

 

睡眠不足でシンドイな!と感じている中で、さらに追い打ちをかけるように職場の人間関係にも問題が生じることがあるでしょう。

 

サラリーマンであれば、誰でもこういった経験をしたことがあると思います。

 

そんな中で慢性的なストレス生活へと移行する人も出てくるのです。

 

職場の人間関係がこじれ始めると本当に精神的にも負担が大きくなっていきます。

 

そんな時に、人は「人」に意識を集中させるようになります。

 

人に問題があると思うのです。

 

確かに人に問題があり、人間関係がこじれるわけですが、その背景にも問題があります。

 

人間関係の強いストレスの背後にあるもの

その背景として、一番の問題は「都市化生活」です。

 

特に東京とか大阪などの大都市圏で働いている場合、この問題が大きくなります。

 

これは一般的にあまり語られないことです。

 

語って欲しい人もあまりいないからなのかもしれません。

 

ですが、確実に関係していると思います。

 

「大都市」が人間にとってストレスを感じやすい場所だということです。

 

つまり、大都市であるほどストレスが大きくなり、人間関係で問題が生じやすいということです。

 

大都市の何が一番問題なのか?

 

人がごった返していることもありますが、私が一番問題だと思っていることは不自然な環境で、かつ「分からない」環境だということです。

 

自然はそもそも分からないのですが、人工的な環境なのにどこか「分からない」ことが大きいのです。

 

さらに、その人工物を自然だと認識して落とし込むことすらもできない。

 

つまり、安定感がない中で生活を続けているということです。

 

例えば、高層ビルやマンション、大型百貨店など、色々な建物が都会では立ち並んでいて、その上、地面はアスファルトでどこまでも覆われています。

 

歩きやすく、地図を見て行きたい場所に行くルートが分かりやすい反面、「分からない」が多く、そして大きく存在しています。

 

例えば、建物の見えない部分、地下空間です。

 

戦後の高度経済成長期に建てられた建物が、今もこれからも、どんどん取り壊されていきます。

 

そして、その敷地にさらに新しい高層建築物が立ち始めています。

 

漠然と思った人も多いことでしょう。

 

「地下空間はどうなっているのだろう」と。そこを自然のイメージに置き換えることが出来る人もいればそうではない人もいるように思います。

 

不自然に「分からない」のです。

 

論理的な説明を仮に受けたとしても、「分かりにくさ」が常に残ってしまいます。

 

他の例を挙げるとすれば、職場では学歴という判断基準がありますが、この学歴で人を判断する視点についても、それを信じるほどに不自然な「分かりにくさ」が増すのです。

 

学歴社会は国家レベルで作り上げている価値観で、学歴は関係ないなんて言う人も含めて学歴からのメンタル影響をほぼ全員が受けていて、それくらいに強い影響力を持っているものですが、経験を積むほどに、どこかにやはり不自然な「分かりにくさ」が増していくのです。

 

この学歴至上主義が加速しています。その背景に東京一極集中が加速していることがあります。

 

そうなってくると、さらに新しい大きな建物が求められていきますし、学歴志向も強くなっていくはずです。

 

そこに住む人たちにとって、ストレスが強くなる要素が大きくなっていくのです。

 

ストレスという点において学歴による違いはあまり関係ないと思います。

 

高学歴であっても、当然ストレスにさらされます。

 

みんながストレスを抱えやすくなるのです。

 

自分がいる環境も分からない、学歴で人を判断することに対してもどこか分からない、そういう「分からない」世界が加速して、人との関係も不自然に「分からない」と感じてしまいやすくなっています。

 

だから、人間関係でも問題が生じやすくなります。

 

よって、学歴至上主義や東京一極集中が進むほど、この反作用として体育会系の人材が求められるようになります。

 

人や人間関係の実際が分かっていることの価値が、身体で人とぶつかりあってきた体育会系の価値が
実際の社会ではとても大きいと察知するようになるのです。

 

自然にフィットした形の生きる力には包容力があり、そういう力に対する需要が高まっているのです。

 

何らかの研究職とか専門職でない限り、基本的にこういった路線が強まっていくはずです。

 

だから、高学歴の体育会系人材はとても価値が高くなります。

 

そういう面があるものの、その傾向が示すことはストレス社会の進行です。

 

東京、大阪は睡眠不足のストレス社会にどんどんなっていくはずです。

 

働き方改革などで色々な手を打っていますが、そういったことでは根本的な問題は解決できないはずです。

 

サラリーマンはストレスとメンタル不調、睡眠不足、人間関係に悩まされる人が増えていくはずです。

 

それとともに「○○ハラスメント」という言葉のバリエーションが増えていくことも予想されます。

 

また「自己責任」型の考え方がさらに加速していくことも予想されます。

 

国家デザインを考えなおす時期に来ていると思います。

 

学歴を重視していく過程で人間って分からないよね!といった印象を持つ人は年齢が上がるについて
増えていきますが、別の切り口で考えれば20年前30年前の学生と今の学生を比べた時に、学力が全然違うよねということもあるでしょう。

 

色々な点で国家デザインを見直す必要に迫られているにもかかわらず、それを思想整理出来るだけの人材がすでに枯渇してしまっているところに、今後のさらなるストレス社会の進行は避けられないことを感じます。

 

一億総ポジショントーク状態です。

 

これがある時点まで到達すると、一気にモラル低下を引き起こしていく可能性がかなりあります。

 

そして、その前兆がすでに今の政治状況や国家運営にも表れているように感じます。




自分を守る戦略と人を見る視点について

そんな中で戦略的に生きるのであれば、みんなが向かう方向とは逆に行くことです。

 

東京と大阪から離れることです。

 

こんなことを言っても全く問題ないほどに勝手に東京と大阪にこれからさらに人が集まっていきます。

 

東京と大阪に明確な目的がない人は、逆に行くことです。

 

東京と大阪などの大都市圏でストレスが大きくなりやすい理由について環境と学歴という側面から語りましたが、あくまでも側面でしかないことは付け加えておきます。

 

その面の向こう側に何があるかを捉えなければいけません。

 

そこは個々の努力が必要と思います。

 

ですが、結局は強いストレスを感じ続けているなら、まず自分を守ることです。

 

朝目覚めた時に感謝を感じることが出来ないだけでなく、深い憂鬱感や絶望感に日常が覆われ、それが慢性的に続いているなら、環境を変えることを検討すべきです。

 

そういった環境下で睡眠グッズを試したり、睡眠導入のための音楽を聴いたりしても、あまり効果はないはずです。

 

サラリーマンの人であれば人間関係などでストレスに覆われた日常について、「人」に焦点を強く当ててしまいやすいです。

 

問題になっている相手の人も、ストレスの多い「環境」で生きています。

 

そこを意識しておくべきです。人が問題だと考えている時点で、状況の改善はいつまで経っても出来ないはずです。

 

それは不労所得の原理からも明白なことです。