株の基礎講座
株の基礎講座
- 第一話:株とはそもそも何か①
- 第二話:株とはそもそも何か②
- 第三話:株とはそもそも何か③
- 第四話:企業側から見た株
- 第五話:個人と社会から見た株
- 第六話:日経平均とは何か
- 第七話:アベノミクスとは何か
- 第八話:円高と円安
- 第九話:経済学の進捗
- 第十話:株の売買とは
- 第十一話:日銀とは
- 第十二話:日経平均、TOPIX、ジャスダックインデックス
- 第十三話:ROE、PER、PBR
- 第十四話:株主優待と配当金
- 第十五話:日経平均先物とは
- 第十六話:21世紀の日本
株式投資をはじめる前に
実際に株式投資をはじめる前に、資産運用の考え方について以下でチェックしてください。
資産運用大全
株は不労所得を得る上でも魅力的な金融商品です。自分の日常生活において身近な企業に投資することも出来るので分かりやすいと思います。
一方で、株式投資にも「リスク」があります。
この点をしっかりと整理しておくことが大切です。そのためにも資産運用大全は役立ちますので、必ずチェックしておいてください。
株式投資の実践テクニックと絶対に勝ちにいく考え方
デイトレで日中に相場に張り付いたり、スイングトレードでいつも相場をチェックしていたり、相場に参加すると相場をいつも気にするようになると思います。
一方で長期投資メインの人は日々の相場を全く気にしない人もいることでしょう。
で、どっちが正しいの?
どっちが良いの?って。
株式投資の初心者であれば、どっちが正解なの?って。
日経予想屋ロンの結論。
分からない!
ってことです。
オイオイ!!!って思いますよね。
でも、これは本当に分からない!!!んです。
因みにグローバル資本の動きや流れを裏読みすることが出来る人で、株式投資の初心者というかなり珍しい人であれば、長期投資の方が優位性が高くなると思います。
でも、そういう人って教えなくても自分で既に株式投資をしています。
だから、本当に株式投資初心者という人に対して、どっちが正解だよ!って本当に言えないです。
世の中には色々と細かく株式投資まわりのことを教えてくれる人がいると思います。
細やかな情報は確かに役に立ちます。
でも、儲かるかどうかは分からない。
その時の状況によって同じことをしても全くパフォーマンスが異なります。
そういった株式投資の環境下で株の初心者が勝つために絶対に守るべきこと!
これはたった一つです!
「暴落時にしか買わないこと」です。
長期でも短期でも同様です。
業績好調、まだまだ成長過程の株に限定してください。
「暴落時にしか買わないこと」というのは、つまり「エントリータイミングに徹底的にこだわる」ということ。
株の初心者さんが絶対的に重視すべきはこの点です。
逆に言えばこれ以外は全て無視してください。
その位にパフォーマンスに直結します。
いいですか?
エントリータイミング以外は完全無視!暴落時以外は絶対に買わない!
買うのは業績好調、まだまだ成長過程の株に限定してください。
これだけで、その辺の専門家のオススメ株なんか買うよりも格段にパフォーマンスが上がります。
実際に買いに入るタイミングは遅れる程度で丁度良いです。
もう買おうかな?ってところよりも、多くの場合もっと下がってきます。
買うなら、かなり下に指値を入れて刺さったら嬉しいなくらいにしておくことです!
買えなかったとしてもガッカリせず、それを繰り返していればOKです!
そのくらいにエントリータイミングにこだわることが大切だということです!
専業でデイトレ、スイングトレードするなら
一人で家にこもってトレード生活。
基本的に個人はみな同じです。
有名なトレーダーさん達もツイッターに集まっていますよ。
ツイッターをして銘柄検索したりしながら、色々な人の相場感に触れると良いと思います。
皆さんプロなので刺激になると思います。
専業でトレードされている方々のトレードをそのまま見ることはもちろんできないのですが、こういう銘柄に注目しているのかとか、こういうタイミングで買ったのかとか、そういう情報はある程度見えてくると思います。
チャートも含めて細かく情報発信されている方々もいるので参考にした方が良いと思います。
今すぐに役に立たないかもしれません。
でも、余裕が出てきたら、そういう視点でやってみたいなとか、そういうのはあると思います。
注意点ですが、プロのトレーダーさん達が発信している情報を見て、トレードに参加はしないことです。
どういうタイミングどういう理由で買ったのかという点だけ参考にする。
売ったタイミングなんて、もちろんその時には分かりません。
絶対に煽られて購入とかはダメですよ~。
見ていると、つい、あ!いいかもねと思って購入してしまうことがあるかもしれません。
この時に発生しやすいのが購入タイミングの甘さです。
甘いということは、負けやすくなるということです。
だから、エントリータイミングだけは絶対に厳しく設定して情報を入手すべきです。
そもそも、その銘柄にエントリーする必要すらないのです。
不労所得としての株式投資を守るなら
株式投資から不労所得を得る。
この姿勢を守るならデイトレとかスイングトレードとかは選択しないはずです。
優良安定成長企業、かつ高配当銘柄への長期投資ということになると思います。
もう十分にお金があるなら、この投資方法を採用すべきと私も思います。
もちろん、デイトレが好きで続けたいなら、これを否定するものではないですけどね。
それから、株主優待銘柄の人気が高まっていますが、最新の商品状況について常に敏感さを保つ上でも役に立つと思います。
送られてくる自社商品からもそうですし、例えば牛丼チェーン店なども実際に店舗に行ってみると以前とは大きく印象が違ったなんてこともあると思います。
実際に足を運んで自分の目で雰囲気などをチェックすることは株式投資では意外に生きてきます。
たとえば、神戸物産という企業がありますが、実際に店舗を見て商品や価格帯をチェックして以前からここはまだかなり成長すると思っていたのですが、その後、業績も向上、株価も大きく上昇しました。
株価上昇のサインって日常生活に眠っていたりします。
有名な投資家の方でも同じようなことを言われている方が多いです。
実際に企業に興味を持つという意味でも株主優待銘柄への投資は結構おもしろいです。
だから、優良安定成長企業、かつ高配当銘柄、かつ株主優待銘柄という条件をクリアしている株が不労所得として採用する銘柄としてはベストです。
株を長期保有するメリットと絶対に考慮すべきこと
優良株を長期で保有すれば、配当や株主優待、株価上昇によるキャピタルゲインを得ることが出来ますね。
メリットを考えれば、もちろん良い事ばかりですが、一方でデメリットもあります。
業績が悪化して期待配当を受けられなくなったり、株主優待の質が下がったり、無くなったりするかもしれません。
その上、株価が下落する可能性だってあります。
ですが、企業を見る目を養っておけば、相場の波に関係なく成長を続ける企業をかなり高い精度で見分けることが出来ます。
そういった企業は長期では株価上昇を続けます。
でも、「長期」の話です。
それは短期的にはどうなるか分からないということです。
そこで、相場が荒れても心が長期保有に耐えることができるように新興系の値動きが激しい銘柄と時価総額の大きな安定型企業銘柄の組み合わせで株を持っておいた方が良いと思います。
もちろん、有名で大きな企業の株ばかり持っておいても良いでしょう。
リスクとリターンを考え、安心した気持ちで長期保有するための銘柄を選び、株の長期保有メリットを確実に得ていきましょう。
長期保有のメリットは明確ですが、長期保有が出来るかどうか、この点をしっかり考えておくのがポイントです。
この点をしっかりと考慮しておくべきです!
株式投資の基本は大きなトレンドに乗ること
株の長期投資をするにしても世の中の「トレンド」を捉えるべきです。
今から5年後10年後、どのような社会になるか。
どのような技術が今後話題になるか。
どのようなイベントが予定されているか。
今後どんな企業に資金が集まりやすいか。
人の生活は今後どのようになっていくか。
今分かっていることから、未来を予想することで大きなトレンドに乗った長期投資が可能です。
投資の基本はこういうトレンドを捉えることです。
これは新規事業を立ち上げる際にも重要なポイントです。
時流で半分は決まってしまう部分があります。時流に乗る。
これが株式投資においても非常に重要です。
株式投資はメンタルが超重要
ある銘柄の人気が出て急激にその株価が上昇したとします。
皆が注目して、その企業に明るい未来を感じたとします。
さらに多くの買いが入り、もっと株価が上昇するかもしれません。
そのタイミングでその株を購入する時、あなた以外の周りもあなた同様にその株に注目し期待しているはずです。
それが何を意味するか?
皆と同じ投資行動を取っているということです。
それは多くの場合に敗北を意味します。短期売買においては特に。
もちろん、全体相場が活気付いてきているときなど、タイミング要因もありますが、基本的に敗北を意味する投資行動だということです。
つまり、一時的に良い結果が出ることがあっても、それを繰り返していたら破産するということです。
そういうやり方をするなら、株式投資、特にデイトレードやスイングトレードは止めた方がいいです。
それを肝に銘じておくべきです。
相場参加者の大部分が敗北して退場していく理由がここにあります。
皆のメンタルに踊らされないこと。
これは超重要で簡単なことですが、なかなか守れないものです。だから、エントリーするときは必ず自分の心をチェックするようにしましょう。
株関連のニュースと株初心者の関係
政治経済のニュースが、いつもネット上を駆け抜けています。
テレビやラジオでも同様と思います。新聞でもそうです。経済専門の新聞までありますね。
学生時代にはそんなに関心がなかったはずなのに、多くの大人が経済に関心を持っています。
お金は大切だという実感が大人ほど強いからですね。
株式投資をしながら、そういったニュースにふれていると、暗い気持ちになったり、明るい気持ちになったり、どちらもあると思います。
ですが、そういったニュースやメディアからの情報によってつくられた情報空間、精神空間は株式投資のパフォーマンスに悪影響を及ぼしやすいです。
なぜなら、皆が同じように感じているからです。
皆と同じ感覚になりやすいからです。
相場では負けやすいメンタルになります。
だから、株式投資だけでなく相場に参加するならニュースに翻弄されないように意識して生活すべきです。
このように明確に意識していても、実際には受けた情報から何らかの影響は受けるはずです。
さらに!
最近の例で言えば、日銀がリーマンショック当時の政策に問題があったとする見解を示したように、市場経済に圧倒的な権限を持つ日銀ですら、このようなことが普通にあります。
だから、どのような組織の言うことも、相場を前にした場合には一つの見解にすぎないと考えておくべきです。
相場は、ニュースや主要な組織や有力な人物の言葉、海外政府系機関の動向、外資系ファンドの言葉など色々な素材に反応することがありますが、その反応を見て、印象と感情を持った時点で皆と同じ感情を持ちやすいということです。
株式投資初心者、相場初心者はその世界から出る必要があります。
もし、出ることが出来ないなら、全体相場の追い風でもタイミングよく受けない限り、負けます。
つまり、その世界の中に入ればいつか必ず負けます。
因みに経済の背後にうごめく思惑を見通すことが出来るようになれば、全く違う世界が広がります。
その世界に到達したいのであれば、恵まれた環境にいる人以外は自分で学び続けることしか基本的には方法がないと思います。
不労所得を目指す株式投資の未来形
不労所得を目指すなら、いつも相場ばかり見ないことが大事です。
といっても、相場感を養う程度には相場を見続けることも大切だと思っています。
それを前提に、つまり相場感を養った後は相場ばかり見ない方がいいです。
なぜなら、短期で繰り返されるトレードなど、今後は人間よりAIが優位になるからです。
既にこの傾向は見られます。
もちろん、そういう環境下において一部で勝ち続けるトレーダーは残ると思います。
ですが、基本的にAIには勝てません。
だから、相場においてAIの学習が進むほどに、短期売買で得ている利益は減っていくはずです。
これも、相場状況により大きな違いが生じますが、基本的にAIが優位になっていくのは間違いないです。
不労所得を得るために株をしようとするなら、短期売買にあまり期待し過ぎない方が
いいです。
不労所得目的の投資で一番楽しいのは株式投資
頑張っている企業、みんなの役に立っている企業、これから新しい世界に導く企業、こういう企業に投資すること自体が楽しいと私は思います。
それで配当や株主優待まで得られるなら文句を付ける隙間もないです。
企業に投資することは企業活動を応援すること。
投資でもやっぱり人の役に立っているという実感は人生においても大切と思います。
だからこそ、優良銘柄の長期投資。
これが不労所得生活におけるベストな投資だと思います。
お金を持っても人の役に立たないなら、社会的な意味はあまりありません。
お金を持ったら、どんどん世の中に役立つように投資に回す。
そういう心意気を持つ人が尊敬される社会にしないといけない。
一方で自分が注目を得るためにお金を見せびらかして一部の人にバラまき、社会全体を損得勘定だけで満たし、拝金主義に陥れるような行為は社会として拒絶すべきです。
もしその拒絶をしないなら、社会的富の源泉、知への欲求すらも衰弱した社会に陥ってしまうことでしょう。
それは社会が急速に衰退することにつながります。
社会にとって、どういう人が価値があって尊敬されるべきなのか。
見識のある人は既に分かっていることではありますが、社会全体として知的に衰弱しつつある現在、社会として再確認する時期にきているようです。
不労所得生活においては、こういう拝金主義や損得勘定の空気に包まれないことが極めて大切で、本物の企業に長期投資!これが最も大切です。
間違っても投資されている身にもかかわらず、お金をバラまいて使うような経営者がいるような企業に投資をしてはいけません。
そういう投資が失敗するのは当たり前のことだからです。
不労所得生活でハズレ無しの株式長期投資「給料高」「高配当」「不労所得」「時流」
不労取得を得るための株式投資であれば、基本的に安定型優良企業に限定すべきですが、その企業をどうやって見分けるのか?
まず一つ目のポイントは社員がちゃんと給料を貰っていること。「給料高」です。
この背景には優秀な人材を集めていることが必要です。
それから、株主還元の姿勢もしっかりとしていること。
これには配当金だけではなく株主を味方につけて株価が安定している企業が望ましいことがあります。
独自製品の生産ノウハウや、他は簡単に真似出来ないビジネスの仕組みなど、稼働さえすれば確実にキャッシュを生み出す力、不労所得的な収入をメインで得ている企業であること。
時流に逆らった業界ではないこと。
(今後、衰退が見込まれる業界への投資は避けるべきということです。)
以上を外さなければ、ハズレ無し!のはずです!
株初心者を虜にする大化け期待のオススメ&狙い目銘柄の捉え方
株をはじめて本屋さんなどで情報を得るようになるとおそらく、資産10倍!大化け株ここにあります!!みたいな、そんな本のタイトルは無いと思いますが、そういった感じの本があったりします。
本だけでなく雑誌もありますね。
そこには具体的な銘柄も書かれていることもあるでしょう。
オススメ銘柄部分を袋とじにしているものなんかもありますね。
そして、その銘柄をチェックして投資!
「オイオイ!」です。
ちょっと待ってください。
そのようにして誰かの情報を元に投資した場合、あなたの優位性はかなり小さなものになります。
株の初心者はまずこういう所から脱落していきます。退場していくのです。
その銘柄が悪いと言っているわけじゃないです。
でも、その方法で株を買うなんて行為をしていたらダメ。
それを繰り返していたら絶対にダメになります。
「この偉い先生は政治家ともつながりがあり、外国人投資家からも信頼されているんだ!間違いない!」
こんな感じでお金を突っ込んでいく人がいると思います。
株の初心者のうち、常にこういう人たちがいます。
その行く末がどのような結末を迎えることになるかと言えば、退場です。
相場とは、そういう世界です。
相場を教えて欲しいという株初心者の人にとって一番有益な情報は何か?
それはマザーズ銘柄、新興銘柄で大化け銘柄の候補なんかじゃないと絶対的に私はそう思っています。
何が一番有益な情報か?
それは、相場とは初めから終わりまで、そういう世界だということ。
人に頼って相場に参加してトレードなんか続けたら、退場する世界だということです。
自分の戦略で相場に関わり続ける人のみが生き残ります。
オススメ銘柄、大化け期待候補の袋とじ。そんなものは見た後に踏み付けるくらいの心意気、メンタルの強さが必要だと思います。
(後追記)
ツイッターなどのSNS、大手掲示板などでは個別銘柄について色々な情報が日々出回ります。そういったものも同様に位置付けるべきです。参考程度にしておきましょう。
地合いと株式投資初心者。貸借銘柄への視点。
「地合いが悪い。」
何だかグダグダした相場だなぁ~って時、ありますよね。
株式市場全体の売買代金も小さくて、相場参加者も手控えている感じ。
ダラダラと下げ続ける相場だったり、小さなボラティリティを維持したまま少し上がっては、また少し下がるという相場だったり。
そういう相場を見ると「地合いが悪い」と感じませんか?
そもそも、この地合いが悪いという言葉は、明確な定義付けがあるわけじゃなくて今はあまり儲からないなぁ~という状況の時に多く使われる言葉です。
逆に「地合いが良い」時は右肩上がりで押し目待ちに押し目無しの状態。
相場が上昇を続けているときで、買ったら儲かるみたいな状況の時に使われることが多いです。
この地合いという言葉から相場初心者が学ぶべきこと。
それは「信用するな!」ってことです。
どういうことか?
それは地合いなんかで左右されているなら、その投資やトレードってそもそも間違っているってこと。
つまり、その情報も間違ってる。インプットするだけの価値もない信用できない情報であることが非常に多いです。
「釣り」は相場とよく似たところがあるので、たまに「釣り」を例に出しますが、釣りだと堤防中のどこでも皆が釣っている時があるんですよね。
魚が接岸して、よく釣れるタイミングがあります。地合いの良いときですね。
一方で、地合いが悪い時は一部の人だけが釣れている状態です。
株式市場で置き換えても同じです。地合いが悪くても一部の人は儲かっています。
少なくとも損をしていない人はいます。
この一部の人の中でどんな地合いでも損失を最小限にして儲け続けている人もいることでしょう。
これがトレードで生き残る人です。
地合いがああだこうだと言っていつも投資結果の言い訳をしているような人は、そもそもトレードで生き残ることはないです。
トレードに参入するなら、この点を明確に整理しておいた方がいいです。
「地合いが悪いから○○だなぁ~」みたいなことを自分が言っていることに気が付いたら、トレードの世界からは退場することになると思っていた方がいいです。
地合いの良し悪しに左右されない戦略を持って相場と対峙しはじめたときが、株式投資初心者から脱却した時だと思います。
脱却をはじめると、どんな地合いでも売買しやすい環境を得ることが重要なのでこのあたりを重視するようになります。
板が厚いこと。それから出来高が多い傾向にある貸借銘柄。
こういった銘柄を特に意識して取り扱うようになるはずです。
買ったが最後、売れないとか売ったとしてもかなり安値で売らされるとか、そういうことはなるべく避けたいよね!ってことです。
株式投資初心者へのアドバイス
株式投資をしてきた中で私がしてしまった一番大きな失敗といえば、それは時間管理についてのものだと思います。
デイトレードを実践で学び続けるためには、生活を支える資金がそれなりに必要になります。
家事の合間にトレードをしている専業主婦(主夫)の人や、仕事でやっている人、引きこもり実家ニート、実家暮らしの学生、すでに生活のためのお金は全く困らない領域に到達している人はバカな失敗をしない限り、続けることは出来るはずですが、そうではない場合ははじめからトレードで勝ち続けなければいけない。
つまり、かなり困難な状況に追い込まれます。
全体相場が上がり続けている状況下であれば、簡単に資金が増えることもあるでしょうが、はじめから技術で勝ち続けるのは、ほぼ無理だと考えた方が良いです。
メンタル面で考えても余裕がない状況というのはトレードにマイナスに作用しやすいです。
だからといって、やらない方がいい!という話でもないです。
ここで話題にしたいのは、自分の状況に応じて時間をどう使うか?です。
この点をそれぞれにしっかりと考え続けることが非常に大切です。
自分のリソースをどう配分するのかという点です。
自分で新規事業を立ち上げた人は分かると思いますが、簡単なようで結構難しい話でもあります。
その状況によって最適な判断が変わるからです。
はじめから一番最適なことが分かっていれば、どんな事業でも調査してテストしてなんてフェーズを激減させることが出来ますしね。
要するにトレードに時間を使うにせよ、どの程度使うのか、株式投資以外のことをどれだけやるのか。
私はこの点を常に明確な状態に維持しておくことが出来なかった。
そういう時期があったと思います。
もし、株式投資を始めた頃の自分にアドバイスをするとしたら、真っ先に時間管理について明確さを維持し続けるようにアドバイスをすると思います。
その考慮の結果、フルでトレードに時間を突っ込むという決断をするのもありだと思います。
以上、これから相場に入っていく人の参考になれば幸いです。
上級編:株で一気に資産を激増させる方法
短期で大きなキャピタルゲインを得たいと誰でも考えると思います。
そうなると、当然値動きの激しい銘柄を選定することになります。
よって、その分だけ投資リスクも大きくなります。
また、このような投資をする場合には「トレード」として行うべきです。
つまり、相場に張りつかないといけないです。
相場に張り付かないのであれば、ポジションサイズを極めて小さなものにしておく必要があります。
それからエントリーポイントは既に書いてきたように、こだわり過ぎりすぎるくらいにこだわるべきです。
その上で資金の集まりやすい銘柄を選抜して投資対象銘柄を選んでいくことになります。
マザーズやジャスダックに上場している新興銘柄をメインに取り扱うことになるはずです。
東証一部上場企業に比べると、圧倒的に値動きが軽く、ストップ高やストップ安も付けやすくなります。
値幅期待が大きい分、投資金額を一気にロストする可能性も大きい。
新興銘柄の中でもさらに時価総額が小さい銘柄はこの傾向が強くなります。
ですので、時価総額が小さい割安銘柄で、時流にも乗っていて上場後数年しか経過していない企業は、未来への期待値が大きいと判断されて特に投資資金が集まりやすい傾向があります。
よって、その値幅を狙うプロの短期筋も多く、暴騰や暴落が当たり前のように発生します。
実際のトレードで入る際にはこのような点を考慮の上で、各銘柄の動きを見ていくと良いと思います。
最後に繰り返すように聞こえるかもしれませんが、念のために言っておくとこのようなリスクの大きな投資は「トレード」で入った方がいいと私は思っています。
あくまでもデイトレでオススメの銘柄と捉えて頂ければと思います。
損切りがしやすいからです。
また、新興銘柄は大きな企業に比べて、突発的で想定外の悪材料ニュースも出やすいです。
そのあたりを考慮すれば、このあたり新興銘柄をファンダ面での確信もなくガチホすることはオススメ出来ないです。
ですが、時流などを見て確信する何かがあるなら、ガチホも面白い投資になると思います。
期待値幅が非常に大きくなることが想定できるからです。
銘柄スクリーニングとファンダ調査を重ねて、そのような企業に出会う可能性は常にあります。
そして割安で放置されている絶好の機会がそこにあるかもしれません。
これは誰にも否定できない事実のはずです。
が、新興市場も含め、株式市場全体は色々な要因によって動きます。
今日のアメリカの株価は・・・と投資家は当たり前のように気にしますが、関連があるからです。
もちろん、その状況がずっと続くわけでもないです。中国の株やヨーロッパの株価、新興国の株価も含めて世界の株式市場はかなり影響を受け合っています。
そんな中で割安だと思っていたところから、さらに半値になるなんてことはマザーズやジャスダックなどの新興市場では当たり前のように発生します。
リスク管理が非常に大事です。
株式投資をプロに教えてもらう道

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株式投資のデーターベース
また、最近急激に人気が出て評判の良い教材を以下でまとめています。
オススメ人気急上昇中のネット教材
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