家具の移ろい【寄稿】

 
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はじめに

 

普段、私たちが使用している家具や雑貨、各種インテリアは、どのような歴史的経験を経て、今日に至っているのでしょうか。

 

日常的に使用しているソファやベッドには、どのような種類のものがあるのでしょうか。

 

いつ頃から、私たちは色々な家具を選択するようになったのでしょうか。

 

私たちの人生は、家具に囲まれています。この家具をどのように捉え、どのように選択し、どのように使用すればよいのでしょうか。

 

特に結婚や入学にともなう新生活のスタート、転勤などによる新生活のスタート、こういった時期には、日常生活で使っている家具を見つめ直す良い機会だと思います。

 

美しい生活、美しい人生。穏やかな心。

 

その一つのトピックであり続けて欲しいと願って。

家具の寿命について

家具はどのくらいの期間で入れ替えるべきなのでしょうか。
どれくらいの期間、使用したら、家具は役目を終えたと考えることが出来るのでしょうか。

 

「式年遷宮と同じくらいの期間が最適と考えるべき。一律20年くらいではないか。」

 

「アンティーク家具というものもあるので、一括りに出来るようなものではない。家具それぞれに寿命は異なる。人間や動物もそうであるように。家具もそうだと考えることができる。」

 

「一回り12年というくらいで、12年程度で家具を新しくすることが大切だと思っている。」

 

「汚れてしまったら、それでもう終わり。美しくない部屋になってしまうため精神面に悪影響を及ぼす。」

 

「気分次第。新しい時間を生きたいと思ったら、そのときに家具も新しくする。つまり、これが家具の寿命。」

 

以上のように様々な考え方が存在し、家具の寿命は色々なことで決まっています。

 

どれが完全に正しいということもなく、色々な視点で家具が扱われていて、そのため、家具の寿命もそれぞれの視点によって、大きく異なりますね。

 

ですが、家具の寿命を長くする要素が多くの場合、人の考えや心の状態に依存するということが言えます。

 

家具だけでなく、雑貨なども含めて色々な物の寿命を長くしたり、短くしたりする要素は、家具の素材というだけではなくて、人それぞれが持つ考え方が非常に大きく影響を与えてます。

 

ですので、家具の購入タイミングというのは、意外に少ないと思うので、こういった機会が来た際には家具の購入前に家具について、どのような家具が良いのか、それは何故なのか、そういうことをしっかりと考えて、出来るだけ家具の寿命を長くする使い方、考え方というものを意識して欲しいのです。

 

おそらく、そういった意識や気持ち一つで家具に対する想いも変わり、家具の寿命も本当に大きく変わってくると思うのです。

 

ただ、こういったことを意識したり、見直す機会は多くありませんね。

 

ですので、家具購入前は色々と家具について調査されることも多いと思うので、最適なタイミングだと思います。

 

日本家具の歴史

現在、我々が使用している家具の源泉を辿ると、行き着くところは奈良・平安時代になるようです。

 

この頃には既に、日本家具の原点があったと考えられています。

 

例えば、小さな箱や、屏風(びょうぶ)などが存在していましたが、これが現在の家具で言うところの収納家具やふすまなどにあたると考えられます。

 

ほぼ現在と同様な形を持つ家具は江戸時代になってから作られ始めたようです。

 

その一つに、箪笥(タンス)があります。

 

江戸時代には、すでにほぼ現在のタンスと同様の形のものが作られるようになっていました。

 

日本人の収納家具は戦後の高度経済成長時代に、数多く生産され庶民の生活に浸透していきました。

 

実に様々な家具が作られ、人々のニーズにあったものが大量に生産されたのもこの時代になります。

 

この高度経済成長時代に日本人のライフスタイルは大きく変わり、日本食から洋食へ。

 

日本家具スタイルから欧米家具スタイルへ。

 

日常のインタリアも日本的なものから、欧米化したものへと変化していきました。

 

その中で人々が暮らす部屋にも大きな変化が起こりました。

 

畳の上で正座をして食卓を囲むという風習から、テーブルと椅子の組み合わせで食事をする欧米型へと変化していきました。

 

当然、このような結果、生活の中に存在する家具にも大きく変化が生じることになったわけです。

 

その中で、日本らしさを残した欧米型家具やインテリアも数多く存在するようになってきています。

 

また、東南アジア系のアジアンテイスト家具も非常に好まれるようになっています。

 

様々なインテリア文化が溶け込んだ生活。

 

これが今の日本の生活だと考えられると思います。

 

日本家具の今後の歴史は、世界との交流の歴史になると考えられます。

 

より多くの良い力、良い知恵を世界から吸収し、日本家具はさらに発達していくと期待しましょう。

 

椅子の歴史

紀元前3000年頃、エジプトではすでに外観も機能も現在の椅子と変わらないものが存在していたようです。

 

金箔や豪華な彫刻が施された椅子、その他さまざまな宮殿用の椅子やスツールが存在していたことが明らかにされています。

 

また、驚くべきことに、持ち運びができる折りたたみ椅子まで存在していたのです。

 

ただし、このころはまだ、背もたれが付いたものではありませんでした。

 

その後、腰掛け椅子が登場し、背もたれが存在する椅子が普及していったようです。

 

現存する最古の椅子は、第四王朝(紀元前2500年ごろ)の王妃の椅子で、この椅子には肘掛も付いていることが確認されています。

 

また、ギリシャ・ローマ時代(紀元前500~600年ごろ)には、木製以外に銅や鉄、大理石でも椅子が作られるようになっていました。

金属や石などを加工する高度な技術もすでに発達していたことがうかがえます。

 

日本人は床に座る文化の中で生活していたため、椅子とはあまり深い関係がありませんでした。

 

しかし、欧米などでは、椅子はその家の社会的な地位や、教養を表す存在として、また、威厳や尊厳を示す存在として、代々引き継がれていたのです

 

その名残りとして存在する言葉の一つに「チェアマン」があります。

 

組織のトップに君臨する人をこのように呼ぶようになった背景の一つに、椅子の歴史があるのです。

 

ちなみに日本で椅子が普及するようになったのは、明治維新以降になります。

 

明治時代の文明開化後、学校や役場などでは椅子が用いられるようになりましたが、一般家庭に普及するまでには、それからまだ時間がかかりました。

 

和室・畳文化の生活習慣の中では座布団などが椅子の役目を担っており、椅子を用いる必然性がなかったためです。

 

その後、西洋文化の影響で舶来ブームが起こり、洋間が取り入れられるようになると、一般家庭でも椅子が用いられるようになりました。

 

現在では学校や一般家庭を始め、職場や多くの場所で椅子は用いられ、我々の生活の一部となりました。

 

ソファーの歴史

ソファーは、ラクダに乗る際にお尻が痛くならないように敷いた敷物がその起源にあたると言われています。

 

つまり、今で言うところのクッションが、ソファの起源であったようです。

 

そのクッションは「セッティー」と名付けられていました。
「セッティー」はラクダに乗るとき以外でも活用されるようになり、人々の生活に溶け込んでいたようです。

 

18世紀中頃に、「セッティー」より座り心地ちが良く、快適な長椅子としてデザインされたものがソファーの始まりであると言われています。

 

19世紀になると、ソファーはセッティに代わって愛用されるようになりました。

 

当時のソファーはひとつひとつ家具職人による手作りで、使われる素材も高価なものばかりだったということもあり、一般市民にはとても手が届かない高級な家具でした。

 

このソファーを真似るかのようにして、自分の手で木材を切り、腰掛台を作ってその上に「セッティー」を敷き、これをソファーとして活用する人々も存在していたようです。

 

その後 1960年代に入ると、新素材の研究開発の進行や、機械化による大量生産で、それまでと比べ安価な商品が次々と開発され、一般の家庭にも商品化されたソファーが急速に浸透していくことになりました。

 

この過程で大量生産された商品を使う方が安価で、かつ手軽にソファが入手できるということもあり、
自分の手でソファを作る人も激減したようです。

 

日本では家で靴を脱ぐという習慣があり、畳や床全体がくつろぎスペースとなっていたため、ソファーなどの大型な椅子は、一般家庭にはあまり浸透しませんでした。

 

ところが、今日では欧米スタイルの家具を取り揃える家庭が増えており、同時に家庭内でソファに座る人の数が急増することとなりました。

 

最近では日本文化も溶け込んだ欧米スタイルソファとして「ローソファー」というソファまで商品化されており、今後も色々な種類のソファや家具が商品化されていくと思われます。

 

ソファーの呼び方

もともとソファーとは三人掛けの長椅子のことです。

1人掛けのソファ・・・パーソナルチェア、パーソナルソファ
2人掛けのソファ・・・ラブシート、ラブソファ
3人掛けのソファ・・・ソファ
足置き・・・・・・・・オットマン、スツール、フットスツール

 

ベッドの歴史

日本では、奈良時代に中国からベッドが伝わり、一部の上流階級で使用されていたようです。

 

その頃の日本では、人々はわらを土間に敷いて寝ていたそうです。
保温性が良く、除湿効果もあるため、寝床に用いる素材としては非常に優れていました。

 

その後、平安時代に入ると「畳」が登場しました。

 

その頃の畳はカーペットのように部屋の必要な部分を覆う敷き物だったようです。

 

これが、敷布団の役目をしていました。

 

掛け布団はなく、上着などを身体にかけて寝ていました。

 

このスタイルは江戸時代まで続き、江戸時代になると、ようやく今の我々が日常的に使用している布団が作られるようになったようです。

 

布団で寝る文化が日本で浸透したのは、日本の気候や家の造り、それから、部屋の狭さなどが影響したと考えられています。

 

布団の特徴は、なんと言っても「収納できる」ということです。

 

また、湿度の高い国であることから布団なら外に出して日に干し、乾燥させ、カビの発生や虫の繁殖を抑えることができます。

 

その上、布団には柔らかさがあり、安らぎを与えてくれます。

柔らかく心地よいという点で、畳よりも人々に愛されたのです。

 

時代が経過し、ベッドが一般家庭でも普及するようになったのは戦後だといわれています。

 

戦後の高度経済成長で、欧米化がさらに進行し、間取りやインテリアなども欧米化していきました。

 

これにともないベッドも一般家庭に普及していきました。

 

この当時に「昼はソファー、夜はベッド」というキャッチフレーズのテレビCMが、多くの人々の心を捉えました。

 

これは、ソファーベッドのCMで、狭い部屋にも欧米化が進行する過程を明快に示しています。

 

その後も、様々な種類のベッドやマットレスが製造・販売され続け、今では日本人の3人に1人がベッドを使用していると言われるまでになりました。

 

テーブルの歴史

明治維新以前までの長い間、日本人の食卓は小さな台に膳が一体化した『銘々膳(めいめいぜん)』でした。

 

一人一人に小さな膳が割り当てられ、その膳の上に食器を乗せて食事を行っていました。

 

その後、時代とともに普及したのが、『ちゃぶ台』です。
家族みんなが食事をするもので、形は丸く折り畳みができるものがほとんどでした。

 

このちゃぶ台も歴史は浅く、明治20年代に当時の有名家具メーカーが発案したものが始まりだとされています。

 

非常に便利であったため、食生活の近代化の流れに乗って、瞬く間に全国に広がりました。

 

ちゃぶ台を考案した業者が横浜に存在していたため、関東地方から全国に伝わっていったようです。
当初は「まるちゃぶ」という円形のものが主流でしたが、後には角型のものや、高級な木材を使用したものも作られるようになりました。

 

その後、日常のインテリアや食卓も欧米化が進み、現在使用するテーブルが椅子と一緒に利用されるようになっていったようです。

 

しかし現在でも旅館では銘々膳が利用され、人々から愛され続けています。

 

また、ちゃぶ台は、こたつとして現在でも根強い人気があります。

 

銘々膳(めいめいぜん)から、西洋的なテーブルや椅子への変化は、日本社会全体が近代化していることの表れであり、それは別の視点から考えると合理化、効率化ということの表れであると受け取ることもできます。

 

つまり、現在の都市型日本で生活する上では、テーブルと椅子という組み合わせが心地よいものとなっている一方で、旧来の日本食文化の中心である銘々膳への強い精神的欲求も確固として存在しており、西洋文化と日本文化の狭間にある日本人の心というものが、現在の日本人にも見て取ることが出来るのです。

 

鏡の歴史

鏡の起源は古く、湖や川などの水面に自分の姿を映す水鏡がこの起源であったと考えられています。

この水鏡によって自分自身を客観的に確認したのです。

 

その後、鉄や銅などの金属加工が可能になると、この金属を利用した鏡が作られるようになりました。

 

はじめは金属板を磨いた金属鏡が作られていました。

 

その多くは青銅などを用いた銅鏡が主な鏡でした。

 

この鏡は後に表面にメッキ加工がされるようになり、このことで明確に自分の姿を鏡に映し出すことが出来るようになりました。

 

現存する金属鏡で最も古いものは、エジプトの第6王朝(紀元前2800年)のものです。

以来、銅・錫およびそれらの合金を磨いたもの、および水銀も鏡として用いられました。

 

現在、一般的な鏡はガラス板の片面にアルミニウムや銀などの金属メッキを施し、さらに酸化防止のため銅メッキや有機塗料なども用いられています(裏面鏡)。

 

今では一般的で日常的な道具の一つとなった鏡ですが、この鏡がこのように日常的なものとして捉えることが出来るようになった背景には、西洋による科学技術の発展の上に成り立つ合理主義的な価値観や世界観がそうさせていることがあります。

 

それ以前の人々にとって、鏡というものはどこか恐ろしく、また神秘性があるものだったようです。

 

鏡に映し出される世界は、本当の世界、普段は見えない世界までをも映し出すのではないかといった感覚が強く存在していたようです。

 

こういった感覚は、西洋化の背景でかき消されたかのように見えますが、今でもその感覚自体が我々から完全に消されたわけではありません。

 

鏡はその歴史の中で、神秘的なものや霊性のともなうものといった類のものから、日常生活における単なる道具といったものへと人々の捉え方は大きく変化しました。

 

ですが、鏡自体の性質は、何も変わってはいないのです。

 

日本家具の産地

日本の主要な家具産地は六ヶ所あります。

旭川家具 (北海道旭川市)
全国有数の家具産地のひとつで、特徴はデザインにあります。
2006(平成18)年には世界最大級の国際家具見本市、ドイツ「ケルン・メッセ」に出展。
高度な木工技術とデザインで評価を得ています。

 

静岡家具 (静岡県内)
徳川三代将軍家光公が浅間神社を造営した時、全国各地から集められた大工、彫刻師などの職人たちが静岡に定住しました。
婚礼家具が豊富で、洋服たんす、収納タンス、鏡台が有名です。

 

飛騨家具 (岐阜県高山市周辺)
「ブナ材を曲げて家具を作っていた」という、高山を訪れていた二人の技術者の話を聞いた有力者たちが資金を出し合って起業しました。
アルプス山麓の豊富なブナ資源を使っています。
難度の高いトーネット型の曲木椅子が有名です。

 

府中家具 (広島県府中市)
広島県府中市は、古くから家具産業が栄え、家具メーカーや、加工業者、資材業者など、家具製造に係わる業者が現在も多いことで有名です。
洋服タンスなどの収納家具の産地として有名でしたが、近年では、ダイニング家具やベッド、システムキッチンなど室内の木製品家具を手掛けています。

 

徳島家具 (徳島県徳島市)
阿波の鏡台が作られたのは明治25年からだといわれています。
明治18年頃、東條房蔵氏と佐藤国太郎氏によって製造が始められました。
東條房蔵の姉婿が大阪の南堀江で鏡台を製造している関係で大阪に行き製法を見憶えて、習得していき業者が広まりました。

 

大川家具 (福岡県大川市)
470年の歴史を持ち、福岡県大川市を主とする生産地で家具生産高日本一を誇ります。
船大工が家具や建具類を作り始めたのがはじまりとされ、あらゆる木製の家具を生産する量産家具を得意とする家具産地です。
隣接の佐賀県へも広がり、生産量は現在日本国でトップです。

 

家具に使う木材の種類

★先ずは世界的にも有名な木材を紹介します。『世界の三大銘木』と呼ばれています。特に高級な家具に用いられています。

ウォールナット
くるみの木。材質が優れ、加工性が良く、強度が高く外観が美しいため、建築用造作材や家具、楽器、彫刻などに多く用いられています。

 

チーク
クマツヅラ科の落葉大高木。暗褐色で堅く、虫害に強く水に強く腐りにくいため、船舶・建築・家具などの用材として重用されています。

 

マホガニー
センダン科の常緑大高木。紅褐色で、木目が美しく堅いので家具材や建築の内装仕上げ材とされています。ワシントン条約で取引が規制されている希少性の高い木材です。

 

★次に日本でよく使われている木材です。

スギ
建築用材として多く用いられ、角材から板材までを作ることができます。比較的安価な木材として昔から和家具の材料として重宝されています。

 

ヒノキ
日本と台湾にのみ分布し、耐久性・耐朽性・耐水性に富み、カビに強いことから、昔は「たる」や「おけ」に使用されていました。日本では高級建材とされています。

 

キリ
家具の材料として昔から用いられていた木材の中でもキリ(桐)は高級木材として重宝されています。軽く、割れが少なく、湿気を通さないという特徴があります。

 

タモ
アッシュ材とも呼ばれ、野球のバットやボートのオールなどに多用されています。ねばりがあるので曲木に適しています。

 

ナラ
狂いが少なく、木目が美しいので高級家具に使われています。

 

ホワイトオーク
心材は赤味を帯びず、木目がしっかりあり加工性に優れ強度や耐久性が高いのが特徴です。船舶、車両などの素材として用いられることも多いです。

 

チェリー
赤みがかった木肌で反りや狂いが少なく、耐水性に優れています。

 

ブナ
ビーチ材ともいわれ弾力に富み、粘りがあります。曲げ木家具に使われることで知られています。

 

メープル
衝撃性に強いのでボーリングのレーンやピンの素材として使われているほか、家具材、床材や建築材などにも使われています。

 

ラバーウッド
ゴムの木からラテックスが採れなくった樹を伐採して使われています。強度があり、安価なので家具や建材など幅広く利用されています。

 

クリ
湿気や水に強く、昔は線路の枕木や電柱に使われていました。建材にも適した木材といえます。

 

パイン
マツ科の針葉樹でいろんな種類があります。主に建材として使われ、特にカントリー家具の素材として人気が高いです。

 




 

北欧家具の特徴

北欧家具とは、北欧地域を発祥とする家具のことで、この地域にはノルウェー、スウェーデン、デンマークなどがあります。

この地域の特徴として自然が豊かで家具に最適な木材が手に入るという点があります。

北欧家具の品質の高さ、長年に渡って使い続けることのできる丈夫さやデザインの点で秀でていることなどから、日本をはじめ、多くの国々で北欧家具は使用されています。

 

北欧の気候は家具製造に非常に適しています。

 

冬季は寒い冬が続くのですが、一転して夏となると、太陽は沈むことなく、30度を超えない程度の温暖な気候となり、

 

さらに晴れの日が非常に長く続きます。

 

家具製造をする上で、快適な気候となっているのです。

 

一方、冬は非常に寒くなることもあり、北欧木は固く締まった丈夫な木材となります。

 

この木材を用いて作られているので、北欧家具は耐久性があり長持ちします。

 

孫の代まで使う場合が非常に多いと言われています。

 

長く使えば使うほど風合いが出てきますので愛着もよりわいてきます。

 

ずっと愛されるよう、流行に流されない機能性とモダンなデザインが北欧家具の人気の秘密だと思います。

 

デザインは一見地味で飾り気が無くシンプルですが、飽きが来ないデザインで、ぬくもりがあり優しくナチュラルな素材感です。

 

どこかレトロっぽくて日本の家屋にも馴染みやすく、他の家具との相性もよく色々な部屋にマッチします。

 

和風インテリアにも馴染みやすく落ち着きがあるところが人気の一つだといえます。

 

日本ではこうした理由で北欧家具や北欧インテリアが近年非常に用いられるようになっており、人気上昇が加速しています。

 

すのこベッドの魅力

すのこベッドの『すのこ』とは、押し入れや浴室などに敷く『すのこ』のことを指しています。

 

日本では昔から、湿気やすい場所にすのこを用いて湿気対策、カビ対策をしています。

 

『すのこベッド』は、その、すのこをベッドの床面に敷いたベッドになります。

 

すのこベッドは布団を敷きっぱなしでも、普通のベッドより格段に通気性が良く、布団にこもりがちな湿気や、汗を逃がしてくれます。

 

寝ている間、人間はコップ一杯の汗をかくといわれています。

 

その汗をすのこベッドは、スムーズにベッドの外へと逃がしてくれます。

 

そのため睡眠時のむし暑さなどの不快感を取り除き、より快適な睡眠につながります。

 

暑くてジメジメした日本の夏にはぴったりのベッドであり、今、非常に人気があります。

 

すのこベッドは日本人の知恵が活かされたベッドなのです。

 

すのこベッドは、檜や桐などの天然素材で作られていることが多いため、アレルギーや肌が弱い人などにも安心です。

 

重さも軽く、最近では丸められるロール式や布団が干せる折り畳み式など色々な形のすのこベッドがでてきました。

 

すのこベッドも様々なデザインのものが販売されてきており、マットレスや布団を置けばすのことは思えないおしゃれなデザインとなっているものや、すのこの特徴を活かした木と木の間に隙間があるデザインなど選べる楽しみも非常に増えてきました。

 

すのこベッドは、快適な睡眠を与えてくれる上、湿気対策という点でベッド周りの衛生面でも非常に効果的です。

 

物流の発達

家具の移ろいという点で最も大きく影響を与えたことと言えば、それは物流の発達であったと思います。

 

物流が発達することによって、物の流れが拡大し、そして物の拡散範囲が大きくなりました。

 

陸上で言えば、人力や馬車による手段から、鉄道やトラックによる配送手段へと変化しました。

 

このことで、それまではあまり知られることのなかった物が多くの場所で知られるようになっていきました。

 

その中に家具も含まれていたことは言うまでもありません。

 

家具は大型のものであるため、物流の発達の影響を大きく受けました。

 

物流の発達には、空運業や海運業も含まれ、この発達によって、日本国内だけでなく、海外との物の移動も発達し、世界各地のものが手に入るようになりました。

 

当然、この中にも家具が含まれていました。また、家具に使用される木材なども同様です。

 

海外で取得した良質で安価な木材が、日本家具の発展に寄与したことは確かなことです。

 

一方で、日本人が、この良質な木材を世界各地から、買いあさったこともあり、このことが影響して、森林が破壊され、環境問題などにつながったことがあったことも否定することの出来ない事実です。

 

ですが、このようなことも乗り越え、今日に至っています。

 

物流が発達しなければ、今の家具事情は存在しませんでした。

 

これは、家具だけに限定することでは当然ありません。

 

色々な世界各国の富が、世界中で共有される世界。

 

このような理想的な姿に、少しずつ近づいていることは間違いないのではないでしょうか。

 

このことを家具の移ろいから感じることが出来るのです。

情報技術の発達

家具の移ろいという点で、物流の他に影響を与えたことといえば、次に挙げられることは、情報技術ではないでしょうか。

 

この情報技術の発達によって、テレビやラジオが発明され、多くの情報が瞬時に国内や世界に拡散されるようになりました。

 

テレビでは映像を通して、鮮明に情報を多くの人々に伝えることが出来たため、テレビショッピングなども発達し、この宣伝の直後は全国から電話が殺到するという事態が生み出されました。

 

それから、さらにインターネットが発達したことで、テレビよりもより細かな情報をネット上で確認しながら、商品を選ぶ時代となりました。

 

商品に関する生の声もネット上で共有されるようになり、商品の良し悪しを、販売者側からのみ聞くという時代も終わり、ネットで評判を確かめてから、購入することが出来るという時代になりました。

 

お金の支払いや配送に関することまでネット上の手続きだけで完結し、しかも、その手続きは多くのネットショップで一度だけやれば済むものとなっています。

 

インターネットは世界を変えてしまいました。

 

家具までもインターネットで確認し、ボタン一つで購入する時代となったのです。

 

確かに大型家具店のショールームに行けば、非常に数多く商品を見る事が出来るでしょう。

 

しかし、インターネット上では、それを遥かに上回るだけの商品を確認することが出来ます。

 

その中から自分が求めるものをピックアップすることが出来るのです。

 

これは劇的な変化です。

 

また一般消費者への販売事業者の多くはインターネットを販売方法に取り入れなくては、生き残れない時代となりました。

 

配色技術の発達

家具の移ろいという点で、物流や情報技術の他に考慮しておくべきことは存在するでしょうか。

 

その中の一つに色彩加工技術が存在します。

 

家具は機能性や素材なども大切な要素ですが、デザインも非常に重要です。

 

このデザインを構成するものとして、形状や色が存在します。

 

形状は機械や手作業での素材加工が大切になります。

 

機械も特殊なものを使用する場合もあるようですが、そのことよりも、色を各種素材との組み合わせで自在に表現可能な技術が大きな影響を与えたと考えられます。

 

空想的な配色を現実に物の上で表現することが可能となったです。

 

それは色を塗るということを意味しているものではもちろんありません。

 

色とセットでの素材加工が可能となったのです。

 

色も正確に合成して作ることが可能となり、これによって、食べ物から家具などの日常生活に関連するあらゆるものに自由自在に色の適用が可能となりました。

 

家具に関しては、部屋の大きな一要素であるため、色についての要望が潜在的に多かったのですが、この要望に応えることが可能となったのです。

 

あらゆる好みに対応したデザイン家具が世の中に出るきっかけとなりました。

 

色という点で自由になったことで、形状と組み合わせて、非常に独自性のあるデザイン家具が作られるようになりました。

 

家具の移ろいを妨げているもの

物流が発達し、情報技術も発達しました。

 

この発達を受けて、色々な情報が世界中で共有されるようになりました。

 

家具についても例外ではありません。

 

劇的に発達を遂げた家具の流通ですが、これを妨げている要素が今もなお存在します。

 

それは、税制の問題です。関税の問題です。

 

関税は自国産業を保護するために、安価な海外商品に対して関税をかけることにより、自国産業を保護しようとしている制度になります。

 

しかし、この制度は消費者の立場から考えると、単に価格が吊り上げられ、安く購入できるはずの商品を、わざわざ高く購入せざるを得ない制度であるということが言えます。

 

世界中の富を世界に流し込んでいくという純粋な思いや願いから考えると、この関税制度は、自国のことだけに目が向いた制度ということになります。

 

この制度を世界中の国が展開するわけなので、富がなかなか隅々まで行き渡らないということになっているのです。

 

この問題はどこか一つの国だけで頑張って終わるものではありません。

 

お互いに一斉に関税を無くすような方向に話を進めない限りにおいては、進展可能性がないのです。

 

より良い家具を、より安くということを実現するためには、関税ということが障壁になっていることは言うまでもありません。

 

ですが、これを経済全体という言葉や国内産業保護という名目を使って正当化しているのが、現状の世界各国のやっていることになります。

 

木材の位置付け

私たちの環境を見渡すと、空気があり、水があり、木があります。

 

それは、つまり空と海と大地の存在を示しています。

 

空気が無ければ、生きていけず、水が無くても同様であり、木材が無くても生きていくことは出来なかったことでしょう。

 

生活を本質的に豊かなものにしたいと願うのであれば、この三つのものにこだわりを持つ必要があります。

 

その三つの要素が、生活の質を決めているためです。

 

現代の生活において、空気は汚染され、海も汚染され、大地も汚染され続けています。

 

その中で少しでも良い環境で生活しようと願うのであれば、空気が新鮮な場所、海が綺麗で環境への配慮がしっかりと存在する都市で生活することをお勧めします。

 

また、その生活の中で、より良い木材を使用した生活を送ることが出来れば、生活環境を自然な状態に移行させることが出来ます。

 

木材で家を作ることが出来ます。また、家具も作ることができます。

 

木材でおもちゃを作ることもできます。

 

鉛筆は木材を利用して作られています。

 

木材を燃やせば、暖を取ることもできます。

 

木材を自在に扱う能力を持つことが出来れば、睡眠環境を整え、火を常に維持することで温度調節が可能となり、外部環境からの隔てて安心を得ることも出来ます。

 

木材を上手に扱うことが出来れば、安定的かつ安心感に満ちた生活環境を獲得することが出来るのです。

 

この事実は、意外に語られないことの一つです。

 

木材のあらゆる扱い方に精通することで、人間の生活を一段上へと上昇させることが出来るのです。

 

天然木の質感から、自然に近いものの状態や、自然との一体感についても身体で学習することができるのです。

 

木材とリラックス

「木材の位置付け」でも書きましたが、自然本来の木材に対する感覚を身体で覚えることで、自然とつながった生活をすることができます。

 

このような生活は、自然な状態、ナチュラルな状態であるため、非常に心地よく安らぎに満ちた感覚を得ることができます。

 

また、自然な状態にあればこそ、人間は本来の力を発揮します。

 

ナチュラルな状態、自然な状態であればこそ、緊張が少なくリラックスした状態を維持できるのです。

 

このリラックスした状態は人の能力を最大限に発揮するために欠かせません。

 

この状態を本来は自然に受け取る生活をしていたのですが、社会が高度に発達し、コンクリートジャングルの中で生活するようになり、人々の生活や感覚、常識も大きく変化しましたが。

 

結婚をすれば、マンションを購入する。家を購入する。

 

その購入するマンションは木造とは無縁である場合がほとんどです。

 

家だけでなく、学校や役所といった場所においても、かつては木造が主流でしたが、今はほとんど見かけることはありません。

 

リラックスした状態を維持可能な社会があったのですが、それは、もう過去の話となっています。

 

ですが、人間が本来保有している願望自体が変化することはなく、リラックスしたいという思いは当然継続しています。

 

リラックスを求める商品や、高級マッサージ店などの需要が大きいのもこういった現代社会において、なんとかリラックスを得たいということが表れていることなのかもしれません。

 

木材と玩具

木材にはリラックス効果があるのですが、この木材そのものに対する感覚を身に付けておくことも昔は自然と行われており、それを特に意識することもなかったのですが、今では、木材と触れ合う機会も激減してしまいました。

 

木材の性質や触感、素材に対する感覚などを身に付けておかなければ、木材の良し悪し、天然木の質感や触感などを知ることも出来ません。

 

そのような中で育つため、リラックス材料の中心である木材について、何も知らないまま、大人になりストレス社会で不自然な状態のまま、生活を続けている人たちが沢山いるのです。

 

現代社会においても、木材に対する感覚を養うために、子供の頃から、木材を使った玩具などを与え、その触感などに触れる機会を増やす必要があると思います。

 

何かを書くときにはシャープペンシルではなく、鉛筆を使い、鉛筆削りも電動自動のものではなく、少なくとも自分の力を元に削るものを使用させるようにしたいものです。

 

便利なものは、もちろんその良さがあるのですが、教育上、便利なものばかりを使うというのでは、偏った感覚を持つことにつながる場合があるのです。

 

特に、この地球で生きていくということが前提にあるので、この空気に対する感覚、空に対する思い。海に対する思いや感覚、同時に、水に対する感覚を養うことと同時に、大地に対する思いや感覚、木材に対する感覚も欠かすことは出来ないのです。

 

これらの感覚は生命力の源泉です。

 

この源泉となる感覚を麻痺させるような教育は、実は教育にはなっていないのです。

 

便利なものは何でも常に利用するのが良いという考え方は、時に誤っている場合があることを知らなくてはいけません。

 

家具の選び方

家具を選ぶ際には、用途や場所によって最適なものは異なるのですが、特にテーブルや椅子、机などについては、出来る限り天然木が使用されているものを選ぶことが望ましいと考えています。

 

その理由は、他の記事で木材が人に与える影響について書いてきましたが、その観点からということになります。この点、既に想像していた人も多いと思います。

 

材質全てが天然木で作られているということは多くなく、天然木と別の材質のものを組み合わせた上で、それを木材のようにして家具が作られている場合が非常に多くなってきています。

 

天然木単体での家具作りとなると、かなり高額になってしまう傾向があるため、価格面を抑えるという意味もあって、材質を組み合わせて家具が作られる傾向に拍車がかかっているようです。

 

ですが、天然木にこだわると、その安らぎや心地よさ、温かさといったものが伝わってくることが分かると思います。

 

人間は本来、このような環境で暮らしてきたのではないでしょうか。

 

出来る限りナチュラルな材質にこだわった生活を心がけたいものです。

 

その一方で、長く収納するために利用するボックスについては、木材ではなく、プラスティック等の材質で出来たものと、除湿剤をともに利用した方が衛生面などで優れる場合もあります。

 

普段、常に利用するもの、部屋に配置するようなものについて、その中でも湿気などをあまり気にする必要のないものについては、可能な限りナチュラルな素材を選択したいものです。

 

ナチュラルインテリアは、心に安らぎを与えます。

 

そのためか、ナチュラルインテリアは世界で共通して人気があるインテリアです。

 

結婚、入学、転勤などのによる引越しの際に、家具を新たに購入される場合は、購入前に気にとめて頂くとよい買い物が出来るのではないかと思います。

 

新素材へと移行する布団

綿素材を中心とした布団から、新素材を利用した布団へと徐々に布団の形態に変化が表れています。

 

湿気対策という点で、「すのこベッド」の人気が高まっているということがありますが、これと同時に布団やマットレスにおいても吸湿性や排湿性に優れたものが売り出され、これまでの綿素材単体での布団は少しずつ少なりつつあります。

 

色々なものが時代とともに変化していますが、布団に関しては化学技術の変化が大きく関与しています。

 

次々に新素材が作られ、世に送り出されているのです。

 

もちろん、布団などの寝具にも新素材が適用されています。

 

夏の暑い日、風邪で寝込んでいる日、このようなときにも常に爽やかな寝具を維持したいものです。

 

常に爽やかな状態を維持できれば、布団を長持ちさせることにもつながります。

 

寝心地や実用性の両面で、多くの人の願いを叶えられるものが日々研究され開発されています。

 

除湿という観点だけではなく、ほこりが出にくい布団なども商品化されきており、今後もまだまだ寝具については発展が続きそうです。

 

10年後、20年後、そして50年後、100年後、人類はどのような状態で睡眠を取るようになっているのでしょうか。

 

想像をはるかに超える形となっていることも十分に考えられます。

 

それは水中で睡眠を取ったり、または空中に浮かんで睡眠を取ったりすることも考えられるかもしれません。

 

こうなれば、すでに布団やマットレスといった概念すら、失うことになるかもしれません。

 

変わることのない家具の本質

家具は時代とともに変化を続けてきました。

 

そして今後もそうなるでしょう。

 

ですが、その中においても変わることのない本質があります。

 

それは美しい家具の本質という話になります。

 

どのような理由で変化が生じても、家具は常に美しさを保ち続けることでしょう。

 

それは、それを毎日利用する人間が最も求めているものだからです。

 

実用的であってい使いやすい。手入れが楽で取り扱いも大変素晴らしい。

 

このようなことは日常生活において、重大なことだと思います。

 

ですが、人はこの上に更なる願望をいつも抱くようになるのです。

 

それは美しいという感覚を維持できるかどうかという点になります。

 

自然と一体となって生きていた時代においては、自然の美しさをそのまま取り込んだ形のものが多かったと思いますが、こういった時代にですら、人為による部分について、さらに美しさが求められたのです。ナチュラルさの上に、美しさのためにさらに人の手が加えられていたのです。

 

とりわけ、現代社会においては自然素材のものを取り込む一方で、最新の化学技術を利用して商品開発を行うこともあり、ナチュラルさという点での美しさを維持することが非常に難しくなってきています。

 

ですが、自然と化学技術の調和をはかった上で、更なる美しさを求める願望が必ず出現するはずです。

 

美しいということ。家具には常にこれが求められるのです。

 

そして、いつの時代においても、一流の家具職人というのは、作り出す家具に美しさを加えているものです。

 

今では家具職人という個人の視点だけではなく、企業という枠組みで家具を製造するようになっていますが、このようなことはあまり本質とは関係ありません。

 

常に求められる家具の本質、変わることのない家具の本質は、「美しい」ということなのです。

 

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