天皇陛下 生前退位の全文を読んで

 
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天皇陛下が生前退位のご意向を示されたと報道されています。

 

そして、マスメディアから流れてくる情報では、国民の「賛成」84%とのことで、多くの国民がこのご意向に賛同しているとのことになっています。

 

90%との報道もありますね。

 

私は大阪のとある駅で、この件についての号外が配られているのを取り、この全文を3回読みました。

毎日新聞でした。

 

今も、この時の号外記事は大切に机にしまっています。

 

8月8日のことでした。

天皇陛下が今、どのような状況下におられるのか考えながら読んだつもりです。

 

結果として、私の胸に浮かんだ想いは、天皇陛下にこのようなご意向をご自身で示すことが必要になるほどに、今のこの国はどうかしてしまっているのか。。。ということです。

 

全文の中で、私が最も重要視した文章の一つは、以下の一文です。

 

「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、 私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。」

 

この配慮の上で、話さなければならないことを語られているのです。

これを八十を超えた天皇陛下が行っておられるのです。

 

本来であれば、周囲が考え尽くし、心を尽くし、思いを尽くして対応しなければいけないものだったはずです。

 

天皇陛下ご自身の口から、このような言葉を前置きした上で、あえて生前退位のご意向を示されているというのは、国民の大多数は賛同しているのかもしれませんが、この賛同は、天皇陛下のお気持ち全体をくみ取れてはいない。

 

私は以上のように考えています。

 

この国の官僚や学者に対して、強い怒りのようなものを感じると同時に、この国は、骨抜きの国家に向かっていて、それは避けられそうにないとさえ思えてきました。

 

天皇陛下には生のある限り、天皇であり続けて欲しい。

 

そもそも公務なんてものはもう要らない。

 

ただ、天皇のままであって欲しいと思っています。

なぜ、80を超えた老人に激務を続けさせるのか。

 

半強制労働のようなものを天皇陛下に続けさせる宮内庁。

 

いったい、どういった見識の人たちが集まっているのだろうと、首をかしげるばかりです。

 

天皇陛下は、天皇という立場や、半強制労働に置かれている状況下で、配慮を重ねられて、ご意向を示されているのです。

 

それだけでは、ありません。

天皇陛下には、そもそも自由というものがありません。

 

職業は生まれながらに決まっています。人権もありません。

 

そもそも、この国の色々な矛盾を背負われているのです。

 

天皇陛下の発言は、深い配慮の上で行われています。

もちろん、色々の制約の中での発言となっています。

 

国民は、実際の天皇陛下の立場については、思いを巡らすこともしていない。

 

我々の天皇陛下は、聖なる存在として生のある限り続くのが、当たり前ではないでしょうか。

 

なぜ、公務が出来ない、あるいは出来なくなる可能性があるから天皇陛下でなくなるのか。

 

全く納得できませんね。

 

宮内庁からマスメディアに何らかの情報を流した人間、これを取り上げて、単に無思考に報道するマスメディア、天皇の想いなどには全く想像できないまま、同じように無思考に単に生前退位に賛同する知識層、単純に賛成ですという政府と国民。

 

この国に未来を感じませんね。

 
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