北朝鮮問題はオワコン化していく
ロンです。
北朝鮮問題の本質が分かった時点で、この問題は収束に向かうことになると予想します。
問題の本質は、金正恩氏による体制強化によるものでした。
この本質が明らかになった今、彼はそれを否定するために、さらなる強硬策に打って出ようとするが、それが目的に合わないことも国際秩序の中で明確に示されるでしょう。
逆に体制を脆弱なものにしてしまうことも明らかになるでしょう。
この次に彼がやりそうなことは強烈なアメリカ批判か中国批判。
他の国であるかもしれませんね。
それを通して、彼は対話の道を模索することになると思われます。
どの国も対話への準備を怠るようなことがあってはいけません。
対話への準備を怠ることは、ある別のことを暗示させます。
それは「圧力」においても、同様だということです。
「最大限の圧力」を論理的に考えた場合、何が存在するというのでしょうか?
自国として、世界秩序としての可能性はどこまで存在するのでしょうか?
論理の世界では制限はありません。現実的、心情的な是非などは無関係です。
論理的に実行可能性が存在するのであれば、それらについても当然準備が必要だということになります。
いずれにせよ、対話を重視しなければいけません。対話を最優先で考えなければいけません。
国際秩序がこれを無視してはいけませんね。
この姿勢は保守であり、我々人類が数多くの命と引き換えに築き上げてきた財産を守ることです。
北朝鮮問題の本質が分かった以上、後は半ば事務的に事を進めていくだけです。
対話の準備も出来ないし、圧力の準備も出来ない。
何も出来ないということがあってはいけません。