一戸建ての防犯対策1

一戸建ての防犯対策としては、マンション同様に地域の防犯意識の高さがどの程度になっているかということが非常に大きな要素になってきます。
地域ぐるみでの防犯対策は一戸建ての場合、特に重要です。
その地域に入った見知らぬ車などはすぐに目に付く、スーツ姿の営業マンがすぐに目に付くなど、不審な車や不審者、外部者にはすぐにまわりから視線が集まる。
そういう地域の風土を作られれば防犯対策としては非常に良いのですが、現実に今の社会でそのようなことを実現することが難しい地域も多いと思います。
住環境の点で、そういう横のつながりが強い地域を嫌う人も多いと思います。
それはそうです。
常に誰かの視線にさらされているようなこと、何かあればすぐに噂の種になるような地域に暮らすことは、時に非常に精神的に重たく感じることもあるでしょう。
このような社会の中でやはり活躍が今よりもなお一層期待されるのは防犯カメラです。
地域に入ってきた外部者をもらすことなく捉えることの出来る防犯カメラの配置、それからどのような行動をしたのかまでも後から追跡調査可能にしておくこと、そしてこのことを周知する張り紙や看板を設定することで防犯力は飛躍的に上昇します。
防犯カメラをプライバシーの点で問題だとすることも多いかと思いますが、それは映像利用の問題、映像保管のセキュリティ向上を担保することで問題なく処理されてくるようになるはずです。
そのプライバシー問題よりも防犯カメラには非常に大きな役割が、我々の社会にとって存在することを認識する必要があるのです。
防犯カメラは今後、ますます増え続け、私たちの社会に安心と安全を提供する大切なものの一つになることは間違いありません。
是非、防犯カメラの設置について、もっと平素から考えて頂きたいと思います。
皆の防犯意識が向上することで、社会全体も動いていくものです。